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妊娠菌、卒アル…メルカリで相次ぐナゾ出品

 フリーマーケットのようにモノを売買できるアプリ「メルカリ」では以前、「1万円札」などの現金が出品されていたが、今度は別のナゾの品が取引されていた。取引されていたのは“妊娠菌”付きとうたった米や植物。一体、どんなものなのだろうか。

■インターネット上で、フリーマーケットのように品物を売買できるアプリ「メルカリ」。

■そこに「妊娠菌 お米」というタイトルがついた袋入りの米が出品されていた。

■“妊娠米”として出品されている品物には、「現在妊娠中 妊娠菌のお裾分けです」と書かれていて、値段は500円ですでに売り切れていた。

■“妊娠菌”がついているとうたった品物は米以外にも、「妊娠菌いっぱい」とタイトルにも書かれた植物があった。

■ある出品者は“妊娠菌”について、「現在妊娠中の人から譲り受けると、妊娠菌がつき、その方も妊娠しやすくなるというジンクスがあります」と、説明していた。

■しかし、日本生殖医学会はそもそも“妊娠菌”は存在しないと話す。

■「お守り」や「ジンクス」などと表示して販売することについて、専門家は―

■「ケースバイケースの部分があるんですが、それを(お守りなど)書きさえすれば、誰も誤信しないというわけではないですので、そういうことを書いていても、一般の人から見て、効果があるかのようにだまされているような場合には、詐欺罪が成立します」
(インターネットの消費問題に詳しい壇俊光弁護士)

■「メルカリ」をめぐっては、現金の出品が問題となったばかりだ。急に現金が必要となった人が購入しているとみられるこの取引については、メルカリが先月22日から、出品を禁止し、パトロールを強化するなど対策をとっていた。

■しかし、その一方で対策が追いついていない“いたちごっこ”の状況も明らかになってきた。


■売られていたのは、高校の卒業アルバム。値段はなんと1万3000円で、「制服の可愛い女子高です」という書き込みもあった。個人情報が悪用される恐れはないのだろうか。

■さらに、電車に乗った際の領収書が大量に出品されていた。専門家によると、脱税などに悪用される恐れがあるという。

■メルカリ広報・片山さん「今回のような騒動を受けまして、規制については、強化せざるを得なくなるので、SNS上のチェックであったりとか、より能動的な確認を強化して、スピーディーに対応できるよう体制を強化していきたい」

■いたちごっことなっている問題は、解消に向かうのだろうか。