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北朝鮮が大規模な砲撃訓練か 韓国メディア伝える

北朝鮮朝鮮人民軍の創設から85年になる25日、北朝鮮東部で、キム・ジョンウン金正恩朝鮮労働党委員長の立ち会いのもと、大規模な砲撃訓練が行われていると、韓国メディアが伝えました。北朝鮮としては、アメリカと韓国の合同軍事演習への対抗姿勢を鮮明にし、圧力には屈しないという立場を強調する狙いがあると見られます。
韓国の通信社、連合ニュースは、韓国政府の消息筋の話として25日、北朝鮮東部のウォンサン(元山)付近で大規模な砲撃訓練が行われていると伝えました。
訓練は、キム・ジョンウン朝鮮労働党委員長の立ち会いのもと、長距離砲など300門から400門が投入されていて、「過去最大規模の砲撃訓練だ」としています。

25日は、朝鮮人民軍の創設から85年の節目にあたり、北朝鮮としては軍の最高司令官であるキム委員長の権威を一層高めるとともに、韓国で続けられている米韓合同軍事演習への対抗姿勢を鮮明にし、圧力には屈しないという立場を強調する狙いがあると見られます。

北朝鮮では去年3月にも、米韓合同軍事演習のさなかに韓国の首都ソウルにある大統領府や政府機関への攻撃を想定して、長距離砲などによる大規模な演習が行われました。

官房長官「情報収集 分析に努めている」

官房長官は午後の記者会見で、「政府として情報収集、分析に努めているが、その結果については、事柄の性質上コメントを差し控えたい」と述べました。
そのうえで菅官房長官は「引き続き米国、韓国と緊密に連携しながら、北朝鮮に挑発行動の自制と安保理決議の順守を求めると同時に、国民の命と財産を守るために高度な警戒監視を行う。いかなる事態にも対応できるよう、緊張感を持って、わが国の平和と安全確保に万全を期していく」と述べました。