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【千葉・9歳女児殺害】取材で壁蹴りは共同通信社の20代男性記者 幹部と記者で住民に謝罪

 千葉県我孫子市ベトナム国籍の同県松戸市立六実(むつみ)第二小3年、レェ・ティ・ニャット・リンさん(9)の遺体が見つかった事件をめぐり、報道関係者が取材を断った住民の家の外壁を蹴る動画が公開されていた問題で、この報道関係者は共同通信社(東京都港区)の20代の男性記者だったことが17日、同社への取材で分かった。
 同社は「社として厳粛に受け止めている。事情を聴いた上で厳しく指導する」としている。ネット上で動画が公開されたことを受け、社内で調査したところ記者が名乗り出た。記者と同社幹部は17日、この住民に謝罪した。蹴った理由については「まだ確認できていない」という。
 同社総務局は「許されない行為であり、ご迷惑をお掛けした方に深くおわびします。本人を厳しく指導するとともに記者教育を徹底します」とのコメントを出した。
 動画は住民宅の防犯カメラに録画されていたもので、住民が自身のツイッターで公開した。ポケットに手を突っ込んだ男性がインターホンで話した後、立ち去る際に後ろ向きで外壁を蹴る様子が20秒間映し出されている。
 住民は「某社の記者さんよ、インターホン越しの取材依頼に対して、私は『結構です、すいません』と言っているのにそんな態度取るなよ〜! 防犯カメラ着いているの一寸は気にしろよ、その場から少なくとも3台は一目瞭然だぞ!防犯カメラ作動中のシールも3か所貼ってあるだろうに… だから家の壁蹴るな!」「松戸市の事件で事件背景等々明らかにするために頑張っている記者さんばかりと思いますが、地域全体の気が滅入ってる中での取材ですので、良識的な取材を切に願います」などと書き込んだ。
 ツイートは17日午後3時現在で1万9千人以上にリツイート(転載)されている。男性記者は社名を名乗ったとみられるが、住民はツイッターでは社名を明らかにせず、警察に報告するとしていた。