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ジャニーズ大運動会、J-REDが勝利

 ジャニーズ事務所所属タレントによる『ジャニーズ大運動会2017』が16日、東京ドームにて開催された。近年、“野球大会”として行われてきたこの時期のイベントだが、運動会として様々な競技に挑むのは2009年以来、8年ぶり。同事務所に所属するアイドルたちが、KAT-TUN上田竜也が監督する『J-RED』、同じく中丸雄一率いる『J-WHITE』に分かれ、50mダッシュ、野球、綱引き、PK、障害物競走、フリースロー、玉入れ、200m選抜リレーという過去最多の8競技で熱戦を展開。6時間以上に及ぶ戦いは、1070対862で『J-RED』が勝利を収めた。
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 1つ目の競技「50mダッシュバトル」は、最終競技「200m選抜リレー」のメンバーを決める選考レース。第1レースに参戦してぶっちぎりの1位を奪取した上田に、中丸は「あの人は毎日10キロ走ってますからね、やってることがジャニーズじゃないですよ!」と興奮。12レースまでが行われた結果、『J-RED』が245点、『J-WHITE』が237点と接戦に。全48名中、最速はジャニーズJr.の管田琳寧(すげた りんね)、2位は上田と、『炎の体育会TV』(TBS系)出演メンバーが制する結果となった。
 2つ目の「野球バトル」では、『J-RED』は中山優馬、『J-WHITE』は東京B少年の那須雄登をピッチャーに、6回までで勝敗を決するルール。1・2回裏で、タッキー&翼今井翼A.B.C-Z河合郁人Kis-My-Ft2.の北山宏光横尾渉らがヒットを放ち、『J-RED』が4点ずつ計8点を奪取。同チームは、ジャニーズWEST重岡大毅やPrinceの岩橋玄樹らが守備でも活躍し、序盤で大幅なリードを得た。一方、『J-WHITE』は、3、4回表でHey! Say! JUMP知念侑李らのヒット、ジャニーズJr.末武幸紘のホームランによって4点を返すが、4回裏で『J-RED』が2点を追加。ここまでで終始『J-RED』が押し気味の10対4に。ところが最終回となる6回表では、『J-WHITE』がPrinceの岸優太、ジェシー那須らの奮闘により7点をとり、驚きの大逆転。巻き返しに焦る『J-RED』だったが、6回裏に1点を返して同点に。さらにTravis Japanの七五三掛龍也(しめかけ たつや)のヒットで、12対11と『J-RED』のサヨナラ勝ちに終わった。最後までピッチャーを務めた中山、那須は、両者ともに100球以上を投げ続け、最後まで結果の見えない熱闘となった。
 続く3つ目「綱引き」では、ジャニーズJr.が奮闘し『J-WHITE』の勝利。4つ目の「PK」対決では、「“ゼウス”(TBS系)で2年連続ゴールをはずしてるので、この場でリベンジしたい!」と意気込んだ中丸や、Kis-My-Ft2玉森裕太、北山らがゴールを決め、ここでも『J-WHITE』に軍配。「障害物競走」では、三輪車に乗ったり、踊るジャニーズJr.から指定されたメンバーを探したりと奮戦し『J-RED』が勝利。「フリースロー」対決では、Kis-My-Ft2二階堂高嗣らがポイントを決めて『J-RED』が勝ち、ジャニーズJr.による「玉入れ」も『J-RED』が制した。
 最終競技の「200m選抜リレー」は、『J-RED』『J-WHITE』から2チームずつ全4チームに分かれ、それぞれ4人の走者がバトンを繋いで競うことに。「50mダッシュバトル」により選抜された強者が揃うなか、ゴールテープを切ったのは上田率いる『J-RED』のAチーム。ダントツの1位となった最終走者の上田は、「みんながいいバトンを渡してくれたので負けてられないなと。気持ちが一つになりました」と喜びをあらわにした。
 こうして争われた8競技の結果は、『J-RED』が1000点超えで勝利。表彰式では『J-RED』監督の上田がトロフィーを受け取り、「REDの底力を見ました」と感慨深げ。同じくキャプテンを務めたHey! Say! JUMP八乙女光は「ジャニーズってすごい運動神経いいんだなと。感動する1日になりました」とコメント。惜敗した『J-WHITE』監督の中丸は「悔しいけども、WHITEは負けない気持ちを見せつけられたのが良かった」と語り、キャプテンのHey! Say! JUMP薮宏太も「お客さんが声援をくれたので、最後まで競技できた」と、観客への感謝の言葉を述べた。
 その後に行われた表彰式では、個人賞も発表。敢闘賞は、「野球」で活躍した高橋優斗と中山優馬。“一番盛り上げたで賞”にはHey! Say! JUMPの知念が選ばれた。そして、この日のMVPには「200m選抜リレー」で勝利した『J-RED』のAチームの4人が選出された。
 表彰式の後には、各グループがショータイムとしてパフォーマンスを披露。Mr.KINGは「夏からレギュラー番組が始まります」、Kis-My-Ft2は「仙台でのライブが決まりました」と、観客を前に新たな発表も行われた。最後は全出演者で「勇気100%」を歌い、Hey! Say! JUMP山田涼介、知念と中山が集まり、「NYC復活!」と盛り上がる場面も。華やかなショーで、6時間以上に及んだ大運動会を締めくくった。
【各賞受賞者】
●「50mダッシュ」優秀選手賞:菅田琳寧(ジャニーズJr.)
●「ベースボールバトル」優秀選手賞:岩橋玄樹(Prince)
●「PKバトル」優秀選手賞:北山宏光Kis-My-Ft2
●「障害物ダッシュバトル」優秀選手賞:中間淳太ジャニーズWEST
●「フリースローバトル」優秀選手賞:長妻怜央Love-tune
●「200m選抜リレー」優秀選手賞:七五三掛龍也(Travis Japan
●敢闘賞:高橋優斗(HiHi Jet)、中山優馬
●一番盛り上げたで賞:知念侑李(Hey! Say! JUMP
●MVP: 200m選抜リレー 『J-RED』A組の4名
高地優吾SixTONES)、松村北斗SixTONES)、鈴木舜映(ジャニーズJr.)、上田竜也KAT-TUN