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窪田正孝「東京喰種」原作者・石田スイの心意気に感激! 大泉洋はボヤキ節全開

[映画.com ニュース]世界累計発行部数3000万部を誇る石田スイ氏の人気漫画を実写映画化した「東京喰種 トーキョーグール」のジャパンプレミアが7月10日、東京・丸の内ピカデリーで行われ、主演の窪田正孝をはじめ、共演の鈴木伸之桜田ひより、蒼井優大泉洋小笠原海白石隼也相田翔子、柳俊太郎、前野朋哉、メガホンをとった萩原健太郎監督がレッドカーペットセレモニーと舞台挨拶に出席した。
米ロサンゼルスで開催された「アニメエキスポ2017」での世界初上映、そしてドイツ・ベルリンでのヨーロッパプレミアを経て、ついに日本でのプレミア上映を迎えた。ロサンゼルスでの上映に参加した窪田は「日本語で『東京喰種、好きですかー!』と呼びかけたら『イェー!』と反応がありました。日本文化をきちんと知ってくださっていたんです。あとはカネキの扮装をされた方がが40人位いましたね」と当日の熱狂ぶりを明かしていた。
喰種を駆逐しようとする行政機関「CCG」の捜査官・真戸呉緒を演じた大泉は「今までやってきた役というのは、お調子者でいい加減、働かなくて、髪がチリチリなものばかり。捜査官と聞いただけですぐに『やる』と言いましたね」と告白。だが未読だった原作漫画を読むと「“マドクレ”の“みてくれ”がひどいと言いますか……。キャスト発表の時に『大泉じゃない』という意見もありましたが、中には『ぴったりだ!』と言ってる人もいた。ぴったりじゃない! あの顔には寄せようがない。あまりにもハマっていると言われるのもちょっと違うんだよな」とボヤキ節全開で、爆笑をかっさらっていた。
また、この日は窪田に原作者の石田氏からサプライズプレゼントが届くひと幕もあった。自身をモデルに描き下ろされた主人公・カネキのイラストを手渡された窪田は、その精巧な出来に驚くばかり。「すごいですね……。僕、顔中ほくろだらけなんですけど、それも定位置に描いてくださっています。先生お忙しいのに、感謝の言葉しかないです」と石田氏の粋な計らいに謝意を示していた。
一方、窪田のイラストを羨ましそうに見ていた大泉は「実は私も撮影中、僕をモデルにした真戸呉緒のイラストをもらっていたんですよ。ところが先生、『水曜どうでしょう』の僕の顔を見て描いたみたいで、すげー間抜けな顔しているんですよ。イマイチかっこよくないんだよなぁ。こういうのがよかった」と“舌好調”。だが、ここでさらなる驚きの一報が。石田氏が引き続き窪田以外のキャストを描き下ろすことが発表され、完成したイラストは公開初日以降の入場者プレゼントとして配布されることになった。「石田先生、大変じゃないですか!」と窪田らは驚きを隠せず、場内は大歓声に包まれていた。
「東京喰種 トーキョーグール」は、人を喰らう怪人「喰種(グール)」の臓器を移植され“半喰種”になってしまった大学生カネキ(窪田)が、喰種を駆逐しようとする行政機関「CCG」とのし烈な戦いに、苦悩しながらも身を投じるさまを描く。7月29日から全国順次公開。